30代のライフイベント体験記

30代の都内で働く会社員です。今までの人生経験などを中心にざっくり書いてみます。お役に立てれば幸いです。

【治験体験談】墨田病院での治験体験 7泊8日入院 通院なし 報酬約14万

 

 

治験界隈では案件が多く有名な治験専門病院である墨田病院での7泊8日入院の治験(入院)体験記についてざっくり語っていきます。

治験で入院するとはどういう感じなのかなんとなくわかって頂ければ幸いです。

【事前健康診断】

入院の2週間くらい前の朝10時くらいに来所。(都営大江戸線蔵前駅から徒歩10分)

採血、採尿、心電図、医師による診察などが行われたあと、治験薬等について説明があり、約2時間程度かかりました。

健康診断は色々な日時に設定されているので、自分の都合に合わせていけばよいです。私の行ったときは15人くらいきていました。

この日は最後に交通費として3000円支給され解放されました。

後日、墨田病院が指定する日時にこちらから電話すると合否の結果がわかります。おおむね1週間後でした。万が一、一部の検査値のみが規定の範囲内でない場合は、再検査で再度来所する必要があるとのことでした。

ちなみに再検査だからといって、合否には特に関係ないそうですが、再検査ということは一部の値を除いては合格ラインということなので、合格の可能性は十分にあると思っています。※ちなみにこのときも合格

 

【健康診断結果】

後日、病院から電話があり、まさかの再検査となってしまいました。健康診断の1週間前くらいに3キロくらいジョギングをしたため、運動した際に高くなる検査項目で引っかかってしまったようです。そのため、再度、来院し、採血を行い1時間程度で解放されました。再検査の場合は、交通費は実費を支給されました。交通費は自己申告となります。私は都内在住なので往復で1500円程度でした。

再検査から数日後、病院に電話すると無事に合格^_^

再検査になった人も諦めないでください!!

 

【入院初日】

 午後2時頃病院に集合。24名程度が今回の仮合格者の様子。この中から入院初日の検査によって、さらに4名が落とされ、残った20名が本合格者となり、治験に参加可能となります。したがって、事前検査で合格して調子にのって、暴飲暴食、激しい運動等をすると、入院初日に落ちたりします(笑)

夕方ころ検査結果が出たようで、不合格者(補欠)は呼び出されて、説明された模様。たいていの不合格者は、1泊だけして翌日の朝(投薬前)に解放されます。まれに合格者が突如体調不良や都合が悪くなったりして、不合格者(補欠)から合格者(レギュラー)へ昇進する場合もあります(笑)

ちなみに1泊して解放される場合は、2万円程度もらえると思います。

夕方には各自のベッドに案内され、荷物をロッカールームへ収納し、支給される病院着に着替えます。

風呂は各自30分ごと自分の時間が決められているので、それに従い入浴します。4つのうち3つは浴槽がありますが、1つはシャワー室となっており外れです。

19時ころから食事です。1000円程度はする豪華な弁当が支給されます。

ごはんも200gで、結構ボリューミー。

夜11時に消灯で、スマホ等も禁止です。

初日は時間も早いし、隣とのベッドの間隔も1メートルくらいしかないしで、なかなか寝付けませんでした。

いびきや物音、窓からの光等が気になるので、耳栓とアイマスクは持参したほうがよいです。

【入院2日目(投薬日)】

朝7時ころ起床。看護師が電気をつけにきます。

検査を受け、問題なければそのまま投薬に入ることが確定します。補欠は投薬前に解放されます。

投薬前に留置針という点滴のような器具をさされます。通常の注射より太いのと、腕の細めの血管に刺すので、痛かったです。私は一回目失敗してビリビリっときてしまいビックリしました!!神経が沢山はしっているので、少し神経に触れてしまったようです。

すぐに違う場所に指し直してもらい無事に完了。今まではじめてのビリビリだったので焦りました^_^;

滅多に起きないことですが、まれにあるようなので、ビリビリきたらすぐ看護師にいって、違うところに刺しなおしてもらったほうがよいです。

留置針を入れたら、投薬開始です。今回はタブレットタイプの薬を飲み、そのあと朝食でした。ロールパン2つにヨーグルト、チーズといったシンプルなものでした。

投薬日当日は採血が10回以上と多数ありますが、留置針のおかげで毎回痛い注射をしなくてよく、留置針から細い管がでているので、そこから採血しますので、とても楽ちんです。

午前中はベッドで上半身のみ起こした状態で安静にします。ひたすらマンガを読んでいました。

マンガは1000冊くらいあるのではないでしょうか?かなり豊富にあります。

私が読んだのは、グラップラーバキ、彼岸島、GANTZ、バカボンドでした。

午後から自由行動ができるようになりますが、留置針が腕にあるので、入浴はできません。

投薬当日は11時の消灯後である深夜1時がラストの採血でした。ほぼ寝ぼけながら採血されました(笑)

 

【入院3日目】

朝8時ころ起床し、朝の採血が終わったら、もうほとんど採血はないので、留置針が抜かれました。留置針はやや太いのと、長時間していたので、抜いた際は、出血しますので、しっかり止血します。

前日は入浴できなかったので、早めに風呂が解放されたので、決められていた午後2時ころに入浴。ちなみに入浴時間は30分ではあるが、10分くらいでお湯を張れるので、私はシャワー室が割り当てられてしまった日以外はお湯に使っていました。

風呂のアメニティとしては、シャンプー、コンディショナー、洗顔フォーム、ドライヤー、綿棒、歯磨き粉があり特に問題なかったが、身体を洗うタオル等はありません。

私は完全に忘れていました・・・。

3日目になると洗濯も必要となってきたので、洗濯もしました。洗濯機(液体洗剤あり)、乾燥機は3台ずつくらいあるので、不自由しません。

 

【入院4日目~7日目】

朝8時起床、9時朝食、13時昼食、夕方ころ入浴、19時夕食、23時消灯の繰り返しで検査等もほぼ何もなく自由時間でした。ラッキーなことに採血も一度もありませんでした。

テレビは3台あり、うち1台はゲーム機専用でした。プレステ2,3、DVDもあり、借りることができます。私はドラクエ7を持参し、プレステ2(メモリーカード付)を借りて時間を潰していました。DVDも150本くらいありましたが、数年以上前のものが多く、あまりみたいものがなかったので、2本くらいしか借りませんでした。

プレステソフトは30本くらいありましたが、どれも興味をそそられませんでした。

ちなみにゲーム、DVDをみている人は皆無で、各自ベッドで寝ているか、パソコン、マンガ、スマホで時間を潰している人がほとんどでした。参加者同士の会話は皆無で、食事中も含め、ほとんど言葉を発しているのを聞くことがありませんでした。

その方がトラブルもないですし、楽なのかもしれません。

年代は20代~40代で、夏休みではなかったので、学生は少なく、20代後半の人が一番多かったです。

 想像するに、ほとんどがフリーター、無職、自営業などであったと思います。

 

【入院8日目(退院日)】

 いよいよ最終日。朝8時に起床したら、すぐに検査がはじまり、検査終了後、簡単な説明があり、いよいよ解放です。

検査値に問題があれば、再検査があるとのこと。検査が終わると、各自退院に向けて着替えたり、荷造りをしたりします。ベッドのシーツ等も指示どおりとりかえます。

この案件は通院が不要の案件なので、退院したら終わりです。退院後1週間程度で指定口座に約14万の入金がある模様。

退院日の朝食はないらしく、空腹のまま10時ころ無事解放!!

 

【感想】

よくあるタイプである4泊程度の入院であれば、マンガ等で過ごせるが、7泊くらいになるとかなりの暇をもてあますので、パソコン、好きなゲーム・本・DVD、勉強道具などを持参し、時間つぶし対策をしっかりしたほうがよいです。

投薬日初日(入院2日目)の留置針の挿入が終われば半分終わったようなもので、さらに留置針がとれたら、もうほぼ終わったようなものでした(笑)

留置針は若干痛いですが、内容と報酬額を考えれば、かなりおいしい有償ボランティア(実質バイト)です^_^

事情があり、時間に余裕がある人はぜひやってみてください。

ちなみに治験参加する際は以下のサイトがおすすめです。私も登録しています。

 

 

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